更年期に気になる顔から首から脇などからの汗、6つの対策!

更年期を迎えるころから、たいして暑くもないのに汗が出る、汗の匂いも気になる、のぼせている感じ、寒気がする、頭が痛い、お腹が痛いなど、さまざまな身体の不調を抱えている女性が多くいます。更年期は誰にでも訪れる時期であり、特に女性ホルモンの分泌量が減少する時期。今回は、更年期に多い汗、その対策について見ていきましょう。

更年期の汗

更年期になると、女性は汗をかきやすく、汗に困っている人が多くいます。

更年期だけではなく、子供時代も汗をよくかきませんでしたか?

しかし、更年期の汗と子供時代の汗は大きく違います。

参考までに、子供は私たち大人よりも代謝が高く、体温も高めです。さらに、体内の水分量も多いのです。

これだけでも、汗をかきやすい条件は揃っています。

さらに大人と違い、体温を調節する機能もまだ未発達であるために、暑い部屋にいたり厚着をしたまま暖かい環境にいたりすると、体内に熱がすぐにこもってしまい体温が高くなります。

それゆえに、子供は大人より汗をかきやすいのです。保育園や幼稚園でも、お着替えの時間があったと思います。お昼寝のあとは、びっしょりと寝汗をかく子供もいます。

子供の汗の話はさておき、更年期の汗に戻ります。

まず更年期とは、いつ頃でしょうか?

女性の多くは、約50歳前後で月経が止まる、いわゆる閉経を迎えます。この閉経をはさんだ前後5年の約10年間を更年期と呼ばれています。

更年期のこの時期は、閉経にともない卵巣機能の低下から女性ホルモンの分泌量が減少されます。

更年期には、女性ホルモンの1つであるエストロゲンが急激に減少します。これにより、更年期には自律神経のバランスも乱れやすく、さまざまな不調が出てきます。

  • 顔の火照り
  • ホットフラッシュ
  • 異常なほどの汗
  • 動悸、めまい
  • 情緒不安定、イライラ
  • 不安感、不眠、頭重感
  • 腰痛、肩こり、関節痛
  • 嘔気、食欲不振
  • 頻尿、排尿障害
  • 性交障害

など、さまさまな身体や心の不調をまとめて更年期障害症状と呼んでいます。

ホットフラッシュ!?汗が止まらない・・・

更年期には、更年期障害症状と言われるさまざまな不調が身体にあらわれてしまいます。

その中でも約7〜8割の女性が悩まされているのが、ホットフラッシュ。

ホットフラッシュは、季節や場所、時間は関係なく、突然、首から上の方がカーっとなり大量の汗が出てきてしまう厄介な症状です。

特に運動もしていないのに突然、汗が顔から出てきたりするとビックリしますね。原因や症状を対策と合わせて説明します。

主な症状3つ

ホットフラッシュは、更年期を迎えた多くの女性が体験します。

また、症状も徐々に出てくるのではありません。ある日突然、顔が熱く感じて、汗が噴き出してきてビックリしてしまうこともあります。

主な症状は、

  • 主に上半身から大量の汗が出る
  • 顔がカーっと熱く感じる
  • のぼせたような状態になる

これら3つです。

はじめに挙げた上半身からの大量の汗が代表的な症状です。

突然起こることが多く、

  • 首筋や胸まわりからの汗
  • 背中からの汗
  • 頭や顔からの汗

などが多いです。

ホットフラッシュの汗の原因は、前述したように、閉経にともなう女性ホルモンの減少から自律神経のバランスが乱れる関係にあります。

首筋や胸まわりからの汗

首筋からの汗は、だらだら〜と流れるように汗をかき、胸まわりにも大量の汗をかいてしまいます。

ハンカチなどで拭く対策ととっても、なかなか治まらない場合もあります。

背中からの汗

今までに背中から、それほど汗をかいた事がないという人でも、ホットフラッシュの場合は大量に汗をかいてしまいます。

人によっては、洋服の背中部分が汗でびしょびしょになってしまうくらい汗をかく人もいます。

頭や顔からの汗

ホットフラッシュによって頭や顔からかく汗は、滝の様に流れてくると表現する人が少なくありません。

頭や顔からの汗は、どうしても顔にも流れてきてしまいます。顔は常に人前出ている部分ですので、大変恥ずかしい思いをしてしまったという人もいるでしょう。

顔がカーと熱くなる

もう1つの大きな症状として起こるのが、顔が突然カーと熱くなってしまうことです。

こちらも時間や場所に関係なく起こってしまい、朝調子が良かったとしても外出先で突然なってしまったり、眠る直前になってしまうこともあります。

せっかく外出するために、お化粧をしたのに、顔が熱くなってしまい台無しになってという話もあります。

また、顔が熱くなると同時にも、大量の汗も起こることがほとんどです。

のぼせた様な状態になる

ホットフラッシュによる汗は上半身に多く、また、顔が熱くなってしまいます。しかし手脚は冷えた状態である事が多いです。

そのため、のぼせた様な状態となり、ひどい人ではめまいや吐き気などを起こしてしまう場合もあります。

ホットフラッシュによる、汗、顔が熱く感じる、ほてり感など、どれも暑さを倍増する要素になります。

そして、出来れば、人前で起きて欲しくないと思います。しかし、これが悪循環の始まりになってしまいます。

人前で起きて欲しくない、起きたらどうしようと不安や心配を感じるようになります。

これはさらに、ホットフラッシュを後押しすることとなり、汗が余計に出ているように感じる、汗が止まらない感覚になってしまいます。

これらは、更年期のホットフラッシュによる汗ではなく、精神的な汗を招く形になります。

誰しも、緊張する場面でトイレが近くなったり、額や脇に汗をかいた経験があるのではないでしょうか。このような精神的な汗と更年期の汗が一緒になって、汗が大量に出てくることになります。

ホットフラッシュ、汗対策!

それでも起きてしまった更年期症状を含む汗は、何かしら対策したいものです。

対策としては、起きてしまった汗に関して、動揺しないことが一番です。動揺するとさらに汗が出てきますので、落ち着きましょう。

そのために、対策を考えておきましょう。対策を考えておけば比較的、冷静に対応出来ます。

主な対策としては、

  1. センスであおぐ
  2. 脇汗パットなどをつけておく
  3. 体温調節しやすい洋服を着る
  4. 着替えを準備しておく
  5. ウエットティッシュを首筋にあてる
  6. 規則正しい生活習慣を心がける

汗対策として、これら5つをすぐにできるように対策しておけば、困らず落ち着いて行動することが出来ます。

対策1、センスであおぐ

顔がカーと熱く感じた時、なかなか治まらないこともあります。こういった時のために、センスを持参しておきましょう。

涼しさを感じれば、気持ちも落ち着き症状も次第に治まっていくでしょう。

ホットフラッシュが起きてしまった時は、焦らない、動揺しないことが大切です。

またセンス対策は、お守り代わりにもなり、安心感も得られます。

対策2、脇汗パットなどをつけておく

汗をかくことに恥じらいを感じる人もいます。特に、脇汗は、部分的に大量に汗をかくことになり、汗じみが気になってしまいます。

事前に対策しておきましょう。脇汗対策、汗じみ対策として脇汗パットなどをつけておけば、気にする必要はありません。

やはり、動揺を少なくしたり冷静を保つためにも事前の準備と対策が重要です。

トップスについているものもあれば、貼るタイプのものもあります。

あなたに合っているものを選んで脇汗対策をしておきましょう。

対策3、体温調節しやすい洋服を着る

更年期にホットフラッシュになってしまう場合、体感温度は周りの人とは異なります。

ついさっきまで涼しかったのに、突然上半身が暑く感じてしまうことが多いです。

そんな時のために、サッサッと上着1枚を脱いでもおかしくない洋服を着ておきましょう。

着脱しやすいカーディガンやショールなどを上手くファッションに取り入れることがおすすめです。

また通気性の良い下着や服装を心がければ、さらに安心です。シルクやコットン素材のものを選んだりして、汗対策するのも良いでしょう。

対策4、着替えを準備しておく

汗対策には、着替え1枚を用意しておくと安心です。着替えといっても全てではありません。

肌に一番近い、汗の吸収が多い肌着程度の着替えです。

万が一、びしょびしょになるほど汗をかいた場合や、汗をかいた後の洋服を着ておくことが不快に感じる人もいます。

毎日、持参するのが荷物になったり面倒な場合は、職場のロッカーなどに置いておきましょう。汗対策には、着替えの準備もして万が一に備えましょう。

対策5、ウェットテッシュを首筋にあてる

ウエットテッシュを首筋にあてると、ヒヤッとして涼を感じることが出来ます。

頭や顔からの汗もさりげなく、拭き取ることが出来ますので、ウエットテッシュは携行しましょう。ウエットテッシュの代用として、携帯おしぼりも持ち運びに便利です。

汗対策として、まずは首にあてて涼を感じましょう。

そして、状態が少し落ち着いたら、汗をしっかり拭きとってあげましょう。

対策6、規則正しい生活習慣を心がける

更年期の汗対策には、欠かせない規則正しい生活習慣です。

更年期の時期になると、睡眠不足が続いたり、疲労が身体に蓄積されやすくなることが多く、それによってもホルモンのバランスは乱れやすくなります。

そのため、夜更かしや身体に大きな負担となるようなことは、普段の生活からなるべく避けましょう。夜勤なども、控えた方が良いです。無理は禁物です。

そして、起きる時間、寝る時間はなるべく一定に保つことが大切です。

今の生活習慣を急に変えるのは、簡単なことではないので、できる範囲で少しずつ改善していくようにしましょう。

対策をしても改善しているように感じない、または汗の症状がひどく気になるようであれば、更年期の他の症状である可能性も考えられますので、まずは病院を受診しましょう。

こちらの記事もご覧下さい!

自律神経が乱れる原因は何?簡単な7つのオススメ対策!