交感神経が優位になると皮膚への影響はどうなる?

発心、かゆみ、アトピー肌、蕁麻疹など皮膚トラブルで悩んでいませんか?皮膚トラブルでお悩みの方は、自律神経のバランスを一度見直してみましょう。自律神経と言われる交感神経と副交感神経はどちらが優位であっても皮膚にさまざまな影響が出てきてしまいます。

皮膚と自律神経

皮膚と自律神経は、あんまり関係なさそうに見えて、実は深く関係しています。

皮膚と神経は、同じ細胞層から作られていて、切っても切り離せないくらい密接な関係にあると言われています。

皮膚には、知覚神経と自律神経の2種類の神経が関係しています。

知覚神経(ちかくしんけい)は、皮膚や内臓、血管などの体の各部分からの情報を中枢に伝えることを目的としている、知覚をつかさどる神経になります。

知覚神経のうち、視覚・聴覚・嗅覚・味覚などの情報を伝える神経を感覚神経とも呼びます。そのため知覚神経と感覚神経は呼び方が違うだけで同じということになります。

また、自律神経(じりつしんけい)は交感神経と副交感神経から成り立っています。

自律神経とは、文字通り「自律」している神経であり、私たちが意識してコントロールすることが難しくなっています。

自律神経は、血管や汗腺の働き、消化吸収の働きなど、私たちの生命を維持していくことに非常に役立っています。

交感神経とは

交感神経とは、活動神経とも呼ばれています。

交感神経は、

  • 活動しているとき
  • 緊張しているとき
  • 興奮しているとき
  • ストレスを感じているとき

などに優位に働きます。

交感神経は、日中、私たちが動いているとき、仕事しているとき、勉強しているときに優位に働いています。

そして、感情面であるストレスからも影響を受けるため、ストレスが多い人は、交感神経が優位になりがちです。

交感神経が優位になると

前述したように、ストレスを受けると、自律神経は、交感神経が優位になります。

交感神経が優位な状態が長く続くと、それに反応して、さまざまな症状や病気が起きてきます。

身体の中では、

  1. 血流障害
  2. 高血糖
  3. 顆粒球の増加
  4. リンパ球の減少
  5. 排泄や分泌機能の低下

などが起きてきます。

一つずつ、ざっくりですが、見ていきましょう。

1、血流障害

交感神経が優位になると、アドレナリンが分泌されて、血管が収縮します。その状態が長く続けば続くほど、血管は収縮傾向になり、血流障害が起きます。

  • 血管収縮→血流の低下、高血圧、代謝や内臓機能の低下→肩こり、腰痛、耳鳴り、めまいなど
  • 心拍数増加→緊張や興奮→イライラ・不安・不眠・疲労感など

また、血液には熱を運ぶという重要な働きもあるので、血流障害は低体温や冷え性にもつながってしまいます。

*低体温や冷え性の人は、交感神経が優位になりすぎないように気をつけましょう!

2、高血糖

交感神経が優位になると、カテコールアミン、ノルアドレナリン、糖質コルチコイドの分泌が高まります。これらは、血糖を上げる作用があるため、高血糖状態を作ります。

高血糖の状態は、エネルギーサイクルの機能を低下させ、疲労感が出てきます。

3、顆粒球の増加

顆粒球は増えすぎると、身体の中の常在菌を攻撃し、細菌のいるところでは化膿性の炎症(肝炎や膵炎、口内炎など)を引き起こします。

細菌のいないところでは、組織破壊の損傷(胃潰瘍、十二指腸潰瘍など)を引き起こすと言われています。

4、リンパ球の減少

交感神経が優位になると、副交感神経は抑制されると同時にリンパ球が減少します。

リンパ球の低下は、

  • ウイルスと闘う能力が低下→風邪や病気にかかりやすくなる(口唇ヘルペスや帯状疱疹、インフルエンザなど)

5、排泄や分泌物の低下

交感神経が優位になると、胃腸の働きは抑制されます。

臓器の排泄や分泌物の機能が低下します。老廃物が排出できなくなり、胆石や腎臓結石、便秘などの症状が起きてきます。

他にも、交感神経が優位な状態から起こる病気の一例としては、

  • 胃炎や胃潰瘍
  • 膵炎
  • クローン病や潰瘍性大腸炎
  • 自律神経失調症

など、さまざまな病気があります。

副交感神経とは

副交感神経とは、リラックス神経とも呼ばれています。

副交感神経は、

  • 休息しているとき
  • 回復しているとき
  • 眠っているとき
  • リラックスを感じているとき

などに優位に働きます。

副交感神経は、主に夜間、私たちが休んでいるときや体が回復しているとき、リラックスしているときに優位に働いています。

ストレスが多く、交感神経が優位になっている人は、リラックスタイムを多く取るようにして、副交感神経が優位になるようにしてましょう。

副交感神経が優位になると

副交感神経が優位になる状態は、交感神経優位と反対の状態なので、一見良さそうに思えますが、副交感神経も優位になりすぎは良くありません。

  • 副交感神経、優位→リンパ球が増加→アレルギー疾患(アトピー性皮膚炎、ぜんそく、花粉症など)
  • 副交感神経、優位→脈が遅くなる→活力の低下→活動が低下→低体温

見ての通り、交感神経、副交感神経はどちらが優位でも良くありません。バランスが非常に大切になってきます。

ミステリーな蕁麻疹

蕁麻疹で悩んでいる人は、本当に大変な思いをされていると思います。

蕁麻疹も自律神経と関係していると身をもって感じます。なぜなら、私も経験者だからです。できれば経験したくない皮膚の症状です。

特に女性にとって、皮膚は大切です。

顔の皮膚、首の皮膚、腕の皮膚、お腹の皮膚、背中の皮膚、足の皮膚と身体中どこの皮膚も大切です。

少しでも、美しく、つやがあって、健康的に、色白になどと、人によって、「こんな皮膚になりたいな〜」という思いがあると思います。

皮膚の健康のために、さまざまな化粧品やハンドクリーム、ボディクリームなど数え切れないほどのケア商品がありますね。

蕁麻疹は、皮膚の一部に赤み「紅斑(こうはん)」を伴う皮膚の盛り上がり「膨疹(ぼうしん)」が出来ます。しばらくすると消えてしまう皮膚の病気のことです。

蕁麻疹は、激しいかゆみを伴うことが多く、そのためにストレスを感じたり、かき壊してしまったりすることもあります。

睡眠中などに出る場合は、皮膚がかゆくて、無意識に掻きこわして起きてしまうこともあります。ちなみに、私は何度とありました。

皮膚は、外から人に見られるものなので、赤かったり、ボコボコと症状が出てくると本人はとても気になります。

職場では、黒いロングTシャツを着て、見えないように隠したりしていました。

病院に行って、薬を処方してもらって飲んでも、皮膚に蕁麻疹が出てくることもありました。

病院を変えても、それぞれの医師に言われることは、「原因不明ですね。ストレスではないでしょうか。」でした。

原因不明、ストレス、、、ストレスの原因も自分自身でよく検討がつかず、大変でした。

自律神経のバランスを整えよう!

自律神経は、ストレスや環境の変化、不規則な生活習慣などによって乱れてしまいます。

特にストレスは自律神経に影響しやすく、交感神経を優位にさせてしまいますので、日常生活の中で出来ることから、ストレス対策を心がけていきましょう。

交感神経と副交感神経はどちらが優位であっても健康に、皮膚に良い影響はありません。どちらが優位という話ではなく、バランスが大切になってきます。

そのことを踏まえて、食生活、仕事、ストレスの度合いなどを含めてあなたの今の生活習慣を一度見直してみましょう。

自律神経のバランスを整えるには、朝日を浴びたり、お風呂にゆっくり入ったり心身ともにリラックスしたり、十分な睡眠をとって体も脳も休息、回復させることが効果的です。

肌トラブルと自律神経は一見関係ないように見えるかもしれませんが、実は大きく関係しています。

交感神経、副交感神経のどちらが優位にでも良くありません。バランスを整えましょう。

体も心もハッピーで過ごせるように、日常のストレスや睡眠不足、便秘、皮膚の乾燥やかゆみなど小さなことでも甘くみず、注意していきましょう!

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