交感神経が優位なときの身体の症状は?何が原因になっている?

自律神経、交感神経、副交感神経、神経系はいろいろあります。交感神経が優位な状態が長く続くと、身体や心のバランスが崩れて、病気になってしまいます。あなたの神経系は、大丈夫でしょうか?当てはまる症状、日頃の症状があれば、交感神経が優位になり過ぎているのかもしれません。

自律神経とは

こんにちは!看護師兼よもぎ蒸しアドバイザーの市子(@Ichiko07399260)です。

自律神経とは、

交感神経と副交感神経の2つから成り立っています。

このバランスがとても大切になります。

私たちが生きていくために、無意識のうちに心と身体の機能を調節している神経になります。

無意識に働いているので、朝も昼も夜も、寝ているときでさえ、勝手に働いてくれています。

交感神経とは

自律神経には2種類あります。1つ目が、交感神経です。

交感神経は、

  • 活動しているとき
  • 緊張しているとき
  • ストレスを感じているとき
  • 運動しているとき
  • 恐怖や危機を感じているとき
  • 仕事をしているとき

などに優位に働き、心や身体を活発にする神経です。

ストレスに反応して働くので、ストレスが多い現代社会の中で生きる私たちは必要以上に交感神経を優位にさせてしまっています。

それが様々な身体の症状や心の症状の原因になっています。

副交感神経とは

自律神経のもう1つの神経が、副交感神経です。

副交感神経は、

  • 休息しているとき
  • 回復しているとき
  • リラックスしているとき
  • のんびりゆったりしているとき
  • 安心しているとき

などに優位に働き、心身を休め、身体のメンテナンスを行っている神経です。

見ての通り、交感神経と副交感神経は真逆の働きをしています。

交感神経が、活動時や緊急時に優位に働いているのに対し、副交感神経は、休息時やリラックスしているときに優位に働いています。

交感神経と副交感神経はよくシーソーのような関係とも言われています。

一方が優位に働いているとき、もう一方は休んでいます。

ストレス社会と言われる現代に生きる私たちは、ストレス過多になりやすい環境で生活しています。

ストレス過多は、交感神経を優位にしやすく、副交感神経が低下しやすくなってしまいます。

副交感神経が優位に働かないことによって、身体や心の回復力が低下し、様々な症状が起きてきます。

交感神経が優位なときの身体や心の症状

交感神経が優位なとき、身体や心はどうなっているかというと、

その主な症状は、

血圧上昇、早く浅い呼吸、胃腸の働きは抑制され、心拍数は増加、心は緊張状態、、、

これらの症状を見ると、何かを必死に取り組んでいる、誰かに追われて逃げているときなどを想像できます。

仕事や活動しているは、交感神経が優位な状態で良いのですが、この状態が長く続くとどうでしょう?

例えば、

  • 家に帰っても仕事のことが気になる
  • 明日の仕事が心配になる
  • 夜、なかなか寝付けない
  • 朝になっても熟睡感を感じられない

など、こんな症状があると、どうでしょう。健康的ではありません。

これらは、交感神経が朝も昼も夜も優位に働いてしまっているために起きている症状になります。

緊張や不安が大きくなり交感神経が優位な状態が長く続いてしまうと様々な症状や不定愁訴が生じてきます。

その代表的なものが、「自律神経失調症」です。

様々な症状に不定愁訴、、、これは本人がとても辛いでしょう。

不定愁訴(ふていしゅうそ)とは、

  • イライラする
  • 頭が重い
  • 目が疲れる
  • なかなか疲れが取れない
  • よく眠れない
  • なんだか気分が悪い

など何となく体調が悪いという自覚症状になります。

本来、夜に優位に働く副交感神経が働かず、交感神経が優位に働いてしまうと、体も心も休息できず、いろんな症状が出てきます。

人によって、疲れがたまったときに現れる症状が違うように、不定愁訴の症状も人によって違ってきます。

自律神経失調症は、この不定愁訴を訴える人が多く、主観的な症状があったとしても、病院で検査をしても原因となる病気が見つかりません。

このように、本人は何らかの症状に苦しみ、悩んでいるにも関わらず、はっきりとした病気が見つからないため、なかなか周囲の人の理解を得ることができません。

これは本人にとって、さらに辛い状況になります。

心身症、軽度うつ病、気分変調症、不安神経症、適応障害、心的外傷後ストレス障害、パニック障害などの可能性も含まれてきます。

交感神経が優位な状態が長く続くことから、さまざまな症状を訴える不定愁訴があわられ、心配になり病院に行き、検査をしても原因が見つからず、自律神経失調症と診断されることが多いのです。

このサイクルを見ると、交感神経が優位な状態が長く続くことは、体と心の健康にとって良くないということが分かります。

自律神経失調症の原因とは?

主な原因は、過度なストレスや生活習慣の乱れと言われています。

ストレスの原因は、人によって違ってきます。

  • 家庭や職場の人間関係
  • 生活環境の変化
  • 元々の性格(真面目・責任感が強い・完璧主義など)
  • 緊張・不安感の増強
  • 社会的環境(結婚や転勤、出世、転職など)の変化

など、その人にとっての精神的負担が考えられます。

驚くことに結婚もストレス!?結婚って、ハッピーなイメージがありますが、人によってはストレスになってしまいます。

また、睡眠不足や生活習慣の乱れは自律神経のバランスを崩しやすいです。

夜更かしや夜勤、長時間労働などで不規則な生活や本来の生体リズムを崩し続けると、自律神経失調症を引き起こしやすくなります。

自律神経は女性ホルモンの分泌も調節しています。そのため、女性ホルモンの分泌バランスが崩れると自律神経も乱れに影響を与えるとされています。

そのため、自律神経失調症は男性より女性に多いと言われています。

思春期や更年期など、心身の急な成長やホルモンバランスを崩しやすいこの時期も自律神経のバランスが影響を与えやすく、自律神経失調症を引き起こしやすいです。

自律神経をバランスを整えよう!

交感神経が優位な状態が長いと感じる人は、

一度、生活を振り返ってみましょう。

予定が詰まっていませんか?

今後どうしていけば良いのかというと〜実にシンプルです。

真逆の働きをする副交感神経を優位にさせて、バランスを保つことが大切になります。

何事もバランスは重要です。

副交感神経が優位なとき、身体や心はどうなっているかというと、

その主な症状は、

血圧下降、ゆっくり深い呼吸、胃腸の働きは促進され、心拍数は減少、心はリラックス状態が続きます。

休息、回復状態になれて、良い症状です。

夜に本来、優位に働く副交感神経がきちんと優位に働いている人は、ストレスがあっても不定愁訴の症状は現れてきません。

このような人は、交感神経と副交感神経の切り替えがうまく出来ているのです。

交感神経と副交感神経の切り替えがうまく出来ていない人は、うまく切り替えができるように、意識してリラックスできる環境を作ったり、ストレスとうまく付き合っていくことが必要になります。

何も対策しないでいると、交感神経ばかりが優位に働いてしまい、神経のバランスが崩れ、体や心の調子も崩れてしまいます。

日頃から出来る自律神経の整え方

まずは、リラックスできる環境作りや心にゆとりを持つこと、生活習慣の見直しなどできることから始めてみましょう。

そして、夕方以降、夜間に副交感神経を優位に働くように意識してみましょう。

なぜかというと夜に、交感神経が優位になてしまうと、日中に副交感神経が優位になってしまい、昼夜逆転のようになってしまいます。

私たちは、夜行性ではありません。日中に活動し、夜間は休むという生体リズムを本来、持っています。このリズムに逆らうと自律神経が乱れやすくなります。

夕方、夜に家に帰宅後から就寝までにリラックスタイムを10分でも20分でも30分でも意識して作ってみましょう。

簡単な質問をします。考えてみてください。

食事→あなたの栄養バランスはどうですか?野菜や果物、たんぱく質はしっかり撮れていますか?

運動→汗をかく習慣はありますか?頻度や時間はどうでしょう?

睡眠→睡眠時間はしっかり取れていますか?熟睡感はありますか?

排泄→毎日ではなくてもお通じは定期的にありますか?

趣味→好きなことをする時間は、毎日、毎週と取れていますか?

毎日の食事や運動、睡眠、排泄、趣味など含め、あなたの生活習慣を見直してみましょう!

副交感神経が夕方から夜に優位になるように、自律神経を整えていきましょう!

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