交感神経が優位になる時間帯に起きて活動するのがベスト!

自律神経のバランスを整えようとよく聞きませんか?でも、そのために何ができるのだろう。自律神経のバランスを整えるには、交感神経が優位になる時間帯には起きてしっかり活動すること、副交感神経が優位になる時間帯には、しっかり休むことが大切になってきます。

自律神経とは

自律神経とは、交感神経と副交感神経の2種類があります。

自律神経は、私たちが生きていく上で大切な働き(循環器、消化器、呼吸器などの調整)をつかさどっています。

これらは、シーソーのような関係と言われたり、アクセルとブレーキのような関係などに例えられています。

交感神経とは

交感神経とは、活動神経とも言われています。私たちが、日中に活動している時間帯に優位に働いています。

  • 活動しているとき
  • 興奮しているとき
  • 緊張しているとき
  • ストレスを感じているとき

などに優位に働いています。

副交感神経とは

副交感神経とは、休息神経とも言われています。私たちが、夜間に休息しているときに優位に働いています。

  • 休息しているとき
  • 回復しているとき
  • リラックスしているとき

などに優位に働いています。

交感神経が優位になる時間帯

自律神経である交感神経と副交感神経は、バランスが大切になってきます。

どちらが優位であっても、身体にとって良くありません。

交感神経にも副交感神経にも優位になる時間帯があります。

もともと自律神経の動きは、私たち人間が太陽の昇降に合わせて活動してきた関係上、朝〜夕方にかけては交感神経が優位になります。

人間は大昔、電気がない時代は太陽の昇降とともに生活していました。太陽が昇ると起床し活動し始め、太陽が沈み始めると休み始めていました。

時計などがなかった時代は、太陽の角度でおおよその時間帯を把握していたと言われています。

私たちは夜行性ではないということが分かります。日中に活動し、夜間に休むというシステムが本来、備わっています。

そのため、交感神経が優位になる時間帯、朝〜夕方にかけては身体を起こして、しっかり活動するのが自然の原理にかなっているのです。

朝〜夕方の時間帯に活動せず、病気でもないのに毎日毎日と休んでいると、身体のシステムはどうなってしまうでしょう。

交感神経が優位になるはずの時間帯に、逆の副交感神経が優位になっているので、結果的に身体のシステムは乱れてしまいます。

逆に夕方が過ぎてからも休まずに活動していると交感神経が優位になることがあります。

それは夜勤の仕事などになります。

夜勤は、夜間の時間帯の勤務になり夜間、本来は休んでいる時間帯に、無理に起きて活動していることになります。

自律神経で言いますと、交感神経を無理に優位にさせていることになります。

夜勤だけでなく、深夜を超える時間帯の夜更かしも当てはまります。

夜勤や夜更かしは、無理に、または意図的に、夜の時間帯に交感神経を優位にさせる状況を作ってしまっているのです。

夜勤や夜更かしに限らず、ストレスも交感神経を優位にさせますので、夕方〜朝にかけてはイライラした怒りの感情などを感じないように過ごしましょう。

夕方、仕事から帰ってきてからの時間帯に夫婦喧嘩や、子供との喧嘩、言い争いなどは控えましょう。

話すタイミングがその時間帯しかないのであれば、お互いを思いやり、お互いがストレスと感じないように穏やか会話となるようにしましょう。

これは、簡単ではないかもしれませんが、ストレスは交感神経を優位にさせますので、夜の時間帯にストレスと感じることは控えたほうが良いです。

イライラして寝付けない、眠れない、眠りが浅いなど、その後の睡眠にも大きく影響してしまいます。

副交感神経が優位になる時間帯

前述したように、もともと自律神経の動きは、私たち人間は太陽の昇降に合わせて活動してきました。

その関係上、副交感神経は夕方〜朝の時間帯にかけて優位になります。

モモンガやニシキヘビ、トカゲなど夜行性の動物は夕方〜朝にかけての行動が活発になりますが、私たち人間は夜行性ではありません。

夕方〜朝にかけての時間帯はゆっくりと休みましょう。

ここで少し考えてみてください。

もし、大昔にタイムスリップしたとしましょう。電気や携帯、時計などはない時代に生きているとします。(今は電気が当たり前にある時代なのであまりこんなこと考えないと思いますが、、、。)

あなたは、何を頼りに行動されますか?

きっと、太陽の登り降りになると思います。

すると、太陽が沈む時間帯には家に帰り、ご飯を食べたり寝る準備、いわゆる休息の準備を始めて就寝するでしょう。

そうすることで体も心も回復できます。翌日へのエネルギーも蓄えられます。

これは、私たちに本来備わっている自律神経のシステム(夕方〜朝にかけて副交感神経を優位にさせる)が自然の原理にかなっているからです。

夕方〜朝の時間帯に休息せず、活動していると、身体のシステムはどうなってしまうでしょう。

副交感神経が優位になるはずの時間帯に、逆の交感神経が優位になっているので、結果的に身体のシステムは乱れてしまいます。

朝、昼になってもリラックスばかりしていると副交感神経が優位になることがあります。朝になっても起きず、活動しない昼夜逆転という状況は良くありません。

夕方〜朝にかけての時間帯は、副交感神経が優位になるように体も心もリラックスできるように過ごしましょう。

夕方、仕事から帰ってきてからの時間帯は、夫婦仲良く、子供とも仲良く、一人の時間も大切にリラックスして過ごせるのが理想的と言えます。

自律神経を整えるには

自律神経のバランスを整えるには、太陽の登り降りに合わせた生活をすることが、とても大切です。

太陽の動きに合わせて生活するためには、夜は決まった時間帯に寝て、朝は決まった時間帯に起きることが必要です。

そして忘れてはならないことは、1日の中で活動するために交感神経が優位に働く時間帯があるからこそ、休息するために副交感神経が働く時間帯がやってくるということです。

つまり、活動する時間帯にしっかり活動するからこそ休む時間帯にしっかりと身体も心も休むことができます。

休むことができるからこそ、また活動することができます。この関係が大切なのです。

このように1日の中で、交感神経優位に働く時間帯と副交感神経が優位に働く時間帯がおおよそ半分半分であることが理想的となります。

しかし、活動すべきでない時間帯(夕方~朝方)にも必死で活動していると交感神経が優位になってしまいます。

逆に、休息すべきでない時間帯(朝方~夕方)になっても休息していると副交感神経が優位になってしまいます。

今の生活、自律神経が乱れていたとしても、私たちの身体は、十分に休むことができれば、エネルギーを蓄えることができ回復します。そして自律神経は徐々に正常に戻ることができます。

ここで大切なポイントがあります。

それは、朝には家を出て、集中できる作業、体を使った作業をするということ、夕方には家に帰りリラックスする環境を作ることです。これが出来ないと自律神経に合った正しい休養が出来ません。

具体的には、

  • 少しでも朝日を浴びるようにする
  • 少しでも朝食を食べる
  • 日中は外出して交感神経を優位にする
  • 日中に運動をする
  • 夕方には家に帰る
  • 夕方〜就寝までの時間帯はリラックスする
  • 夕方〜就寝までの時間帯はストレスを感じないようにする
  • 深夜までには熟睡しているようにする

などを意識して行うことで徐々に自律神経のバランスを整えることが出来ます。

自律神経の乱れからくる身体の不調から、うつ病、パニック障害、摂食障害、頭痛、めまい、吐き気、下痢、便秘などさまざまな病気になる可能性があります。

健康的に過ごすためにも、1日の中で活動する時間帯、休むという時間帯を意識して自律神経のバランスを整えていきましょう。

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