原因が分からない吐き気の場合は、交感神経が優位になっている?

胃もお腹の調子も、頭痛もしてきたりして、とにかく気持ちの悪い吐き気。この吐き気の原因は何だろう。病院に行って検査しても異常なし、でも吐き気は治らず、苦しいこのように原因の分からない吐き気の場合、自律神経のバランスが崩れ、交感神経が優位になっている可能性があります。

吐き気の原因

吐き気の原因はいろいろあります。

吐き気とは、腹部上部に不快感があり、吐くまでに至らない気持ちの悪い状態、吐きたくなる症状を促す感覚のことを言います。

嘔気(おうき)、悪心(おしん)ともいいます。

吐き気は、健康な人にも病気の人にも子供にも大人にも起きる有名な症状です。

吐き気の種類

  1. 食べ過ぎ、飲み過ぎによる吐き気
  2. 消化器官の病気による吐き気
  3. 車酔いによる吐き気
  4. 頭痛による吐き気
  5. 脳の病気による吐き気
  6. 妊娠による吐き気
  7. 薬の副作用による吐き気
  8. ストレスによる吐き気

など、吐き気といっても、原因は人によってさまざまです。

基本的には、身体に何かの刺激や異常が起こっときの反応であることが多いと言われています。

一時的な吐き気や思い当たる原因が明らかな吐き気の場合は、心配ありませんが原因不明の吐き気が続くときには何らかの病気のサインであることも考えられます。

例えば、食べ過ぎた〜飲みすぎた〜その夜、なんだか気持ち悪い〜この吐き気なんだろう?この場合は原因が思い当たりますね。

そしてその吐き気は、翌日になると治っていたとなると、その吐き気に対して、心配する必要はありません。食べ過ぎ、飲み過ぎには気を付けましょうという話になります。

1、食べ過ぎ、飲み過ぎによる吐き気

吐き気の一番多い原因は、食べ過ぎ、飲み過ぎと言われています。これは、あなたも経験あるのではないでしょうか。

明らかに自分で、食べ過ぎた〜飲み過ぎた〜と自覚しているようなときだけに起きるのではありません。

胃腸が弱っているときなどは、普段の食事量でも吐き気が起こることもあります。そのようなときは、胃腸に優しい食事、腹7分目、6分目を心がけて、休養をとって様子をみましょう。

2、消化器官の病気による吐き気

胃や腸、膵臓などの消化器官に病気があると、吐き気の症状が起こりやすくなります。

主な疾患は、

  • 胃炎
  • 膵炎
  • 胃潰瘍
  • 十二指腸潰瘍

などがありますが、これらの病気の場合は、腹部や背部に痛みや違和感があったり、食欲がなかったり、実際に嘔吐があったりします。

吐き気に加えて、お腹や背中に痛みがあったり胃痛や下痢など他の症状もあるときは、早めの病院を受診しましょう。

3、車酔いによる吐き気

車酔いによる吐き気に困っている人も多いのではないでしょうか。

車酔いは、その人のバランス感覚が弱く、揺れによって吐き気が起こったり、そのときの体調によっても吐き気が起きることがあります。

車に酔いやすいと感じている人は、酔い止め薬を利用したりして上手に乗り切りましょう。

最近は、キャンディータイプの酔い止め薬など便利なものもあります。

4、頭痛による吐き気

頭痛の中でも、脳の血管がズキズキと感じるような片頭痛の場合は、それが刺激となり、吐き気を起こすことがあります。

頭痛の原因も人によってさまざまであり、まず、頭痛の対処をすることも重要になってきます。

片頭痛で悩んでいる人は、一度病院で診てもらいましょう。あなたに合った薬を処方してもらうのをオススメします。

5、脳の病気による吐き気

くも膜下出血や脳腫瘍、脳梗塞など、脳に異常がおきている場合、その前触れとして吐き気がおそわれることがあります。

目の前が暗くなる、手先がしびれる、言葉が出なくなるなどの症状がある場合は、早急に病院を受診しましょう。

6、妊娠による吐き気

女性は、妊娠するとホルモンのバランスに変化があります。その変化に身体がついていけなかったりして吐き気が起きる人がいます。

いわゆる、「つわり」という症状です。

7、薬の副作用による吐き気

薬は何の薬であっても、その作用に対して、副作用があります。

新しい薬を飲み始めたりしたときなどは、体がそれを異物と感じて吐き気が起こるときがあります。その薬が、あなたの身体に合っていない場合もあります。

症状がひどい人は、その薬を処方してくれた医師や薬局の薬剤師に相談しましょう。薬の種類や量を調整してくれることもあります。

8、ストレスによる吐き気

病院に行っても異常がない場合や、思い当たる原因が分からない場合は、ストレスによる吐き気が考えられます。

ストレスによる吐き気は、自律神経の乱れによることが多いと言われています。

自律神経の乱れと吐き気の関係

自律神経の乱れは交感神経と副交感神経のバランスが乱れることから起きています。

胃や腸などの消化器官の内臓は、自律神経の影響をとても強く受けています。

特に胃腸は精神的なものと深く関係しているため、緊張したらお腹が痛くなったり、吐き気がしたり、下痢したり便秘になったりする人も多いのではないでしょうか。

基本的に食べ物の消化は休息の時間(副交感神経が優位になっているとき)に行われるようになっています。

食後はリラックスタイムとよく言いますね。それは、副交感神経が優位に働き、ゆった〜りと休める状態をつくっているのです。

しかし、慢性的にストレスを受けていたり、常に忙しい日々を過ごしていたりすると活動神経と言われている交感神経が優位に働くことになります。

交感神経が優位だと

交感神経は、活動神経と言われています。

交感神経は、

  • 活動している時
  • 緊張している時
  • 興奮している時
  • ストレスがかかっている時

に優位に働いています。

交感神経は日中に優位に働いていますが、感情や精神的なものであるストレス時にも優位に働いています。

もともと交感神経は、戦闘や危機からの逃走に備えている神経になります。

そして、いざっというときに素早い動きが出来るように筋肉や脳へ積極的に血液をまわし、その間は消化器官の活動を抑えるように働いています。

しかし日常的に強いストレスがかかっていると、常に交感神経が優位になっており、緊急事態の指令が脳から出ることになります。

それにより身体は、胃の内容物を排出して身軽になりそれに備えようとします。

そのため、慢性的なストレスが続いていると、慢性的に吐き気も起こることになってしまうのです。

それ以外にも、自律神経の乱れによって消化器官の活動も乱れてしまいます。

過剰な胃液が分泌されて胃の粘膜を刺激したり、吐き気がもよおされたりもします。

ストレスと上手く付き合っていこう!

ストレス状態は、交感神経を優位にさせてしまいます。

しかし、現代社会は、ストレス社会とも言われるほど日常の至る所に、ストレスが存在しています。

例えば、仕事や通勤、家族や親戚関係に始まる人間関係、家事や育児などもストレスになっている人もいます。

現実的に、これらから逃れて生活していくことは難しいでしょう。そしてストレスが全くない生活もストレスになるのです。

一番良い方法は、ストレスと上手く付き合っていくことです。

そして、自律神経性の吐き気の場合は、食生活の改善や薬の力だけではなかなか改善しません。

意識してこまめにストレスを発散したり、リラックスタイムを多く取るようにして、ストレスを溜めないようにしましょう。

〜オススメのストレス発散方法〜

  • ストレスと感じていることを紙に書き出してみる
  • 好きな音楽を聴く
  • 好きな映画を観る
  • 温かいお茶を飲む
  • スマホやパソコンの時間を少なくしてみる
  • 首をゆっくり回すなど簡単なストレッチをしてみる
  • 深呼吸を10回してみる

など、あなたの生活に取り入れられることから始めてみましょう。

仕事や家事、育児など忙しい生活の中では休息時間やストレス発散も十分にできないかもしれませんが、その時間が短くても意識して自分に心地いい時間を生活に取り入れてみましょう。そうするだけでも、だいぶ違ってきます。

リラックスタイムを多くもうけて、副交感神経を優位にすることで自律神経を整えて、ストレスとも吐き気とも上手に付き合っていきましょう!

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