体温調整は、交感神経、副交感神経のどちらを優位にするべき?

最近、低体温の人たちが増えてきています。体温が下がることは健康にとって良くありません。なぜなら免疫力の低下を引き起こします。自律神経と呼ばれている交感神経、副交感神経はどちらが優位でもバランスを崩してしまい低体温や自律神経失調症などの病気を引き起こしてしまいます。

体温調節とは

こんにちは!看護師兼よもぎ蒸しアドバイザーの市子(@Ichiko07399260)です。

体温の調節機能は、間脳の視床下部というところで行われています。

体温調節、大事ですね!

最近は、体温を上手く調節できない人が増えてきているのだとか。とくに低体温の人も多くなってきています。

暑い季節には、皮膚から汗をかいて体の中に熱がこもるのを防ぎます。

寒い季節には、体の中の熱を逃がさないようにしています。

これらは、視床下部が、体温を一定に保つように働くことによって行われています。

低体温と自律神経

最近は、体温が36度台に届かない低体温と呼ばれる人が増えています。

低体温は、「日中は体温を上げて身体を活動しやすいようにして、夜間は体温を低くして身体を休めるようにする」という体内リズムが乱れてしまい、常に体温は低いままという身体になってしまいます。

本来は、36.5度以上であるべき体温が、35度台にまで下がってしまう状況が起きます。

低体温になると、体にさまざまな不調が現れることが多くなります。

これらの不調の症状をまとめて、低体温症と呼びます。

体温は、体温調節中枢が行っていますが、それに伴う体の多くの反応は自律神経が担っています。

例えば、寒い冬場には、交感神経が優位になります。交感神経が優位に働くことによって、血管を収縮させ熱の外に出さないようにします。体温が下がらないようにしています。

逆に暑い夏場は、副交感神経が優位になります。副交感神経が優位に働くことによって、血管を拡張させて熱を外に出します。

さらに、汗をかくことで皮膚表面の熱を奪い、体温を下げようとします。

このようにして、私たちの体は体温を一定に保つために、自律神経のスイッチをうまく切り替えています。

交感神経と副交感神経

自律神経は、「自律」して働いている神経であり、交感神経と副交感神経から成り立っています。

これらはシーソーのような関係にあり、一方が優位に働いているときは、もう一方は休んでいる状態になります。

起きている間、寝ている間と生きている間は24時間、勝手に動いています。

そのため意識的にコントロールすることが難しいのです。

交感神経、副交感神経は主にどんな働きをしているのかというと、循環、呼吸、消化吸収をはじめ、体温調節や発汗、代謝などの機能を調節し、体の状態を一定に保つ働きをしています。

真逆の作用がある交感神経と副交感神経は、バランスが大切になってきます。

どちらも優位になりすぎず、ちょうど良いバランスを保つことが健康的な心身を保てるとも言えます。

あなたの交感神経、副交感神経はどちらが優位になっていますか?

交感神経が優位になりすぎ?

ところが最近、この自律神経のバランスが乱れている人が増えています。

考えられる原因は、さまざまなストレスや疲労、過労などが多いのです。

現代はストレス社会とも言われるくらい、私たちはさまざまなストレスにさらされて生きています。過度なストレスが交感神経ばかりを優位にし、自律神経が乱れているのです。

リラックス神経である副交感神経が優位に働く時間も短いのです。

少し考えてみてください。仕事を6時間、7時間、8時間、と長い時間行っています。通勤時間を含めるともっと長くなるでしょう。

交感神経は仕事をしているとき、活動しているときに優位に働いています。

同じ時間くらい、体も心も休めているでしょうか?副交感神経を優位な状態にさせているでしょうか?

副交感神経は休息しているとき、回復しているとき、リラックスしているときに優位に働いています。

仕事をしていると同じ時間くらい、休めているかと考えると、どうでしょう。やはり休む時間の方が圧倒的に短いのではないでしょうか?

仕事でもストレス、帰宅してもストレスがある人は、要注意です。交感神経が優位になりすぎてしまっています。

過度なストレスは交感神経ばかりを優位にして交感神経と副交感神経のバランスを乱します。

このバランスが乱れると、体温を一定に保つことが出来なくなるので、結果、低体温症になってしまいます。

低体温症は、血液の流れが悪くなるだけでありません。

体温が下がるとともに体の代謝も下がり免疫力も下がってしまいます。

免疫力が下がると、インフルンザや風邪にかかりやすく、さまざまな疾患にかかりやすくなってしまいます。

体温が下がること、体に冷えを感じることは良くありません。

私たちの現代の生活は、エアコンの普及、冷たい美味しい飲み物など体温が下がりやすい環境になっています。

特に、エアコンの普及は大きいでしょう。どこに行っても涼しい環境です。

これは嬉しいことですが、汗をかく機会を逃していることになります。

暑いと感じたら自然と汗をかいて体温を調節する機会を逃しているのです。

あえて、エアコンのない生活、スイッチを使わない生活をしてみるのも有りですが、この場合は熱中症にくれぐれも気をつけましょう。

エアコンの温度調節や、風向き、時間を考えて、上手に利用することオススメします。

副交感神経を優位に!

前述した通り、仕事をしている時間と同じ時間くらい休息できているでしょうか?

あなたの体、心は回復できているでしょうか?

あれれ〜!??

休めてないかもと思いませんか。

私たちの生活は交感神経が優位になりがちなんです。どうすれば良いかと言うと、副交感神経が優位になるようにしましょう。

副交感神経が優位になると、血管も拡張して、体温も低下しにくくなります。

暖かいと感じるように、ひざ掛けやブランケットを利用して、温かい飲み物を飲んで、ゆっくりリラックスしてみましょう。

体温調節は、脳の視床下部が司っているので、脳に「あたたかい〜」、「心地いい〜」、「ホッとする〜」などリラックスしていることを伝えましょう。

はじめはバカバカしいと思うかもしれませんが、これが毎日の習慣になってくると、自然とリラックスしている時間も徐々に増えていくでしょう。

自律神経はバランスが大切になります。

どちらか一方だけが、優位になりすぎている状況は良くありません。自律神経失調症やうつ病などの心の病気の可能性も出てきます。

ストレスによって、交感神経が優位になりがちな生活をしている人は、副交感神経を優位にさせて少しでもバランスを整えていきましょう。

副交感神経が優位になるように仕事している時間と同じ時間、ぐっすり熟睡して休める生活が理想だと思います。

現実と理想は大きく違うかもしれませんが、身体を労わる時間、休める時間も大切にしていきましょう。

体温を上げて、免疫力アップさせましょう!

体温が1度上がると、免疫力は一時的に5〜6倍アップすると言われています。

こんな話し聞いたことありませんか?

「体温35.0度、がん細胞が増殖しやすい。」

「体温35.5度、日常的に続くと排泄機能の低下、自律神経失調症、アレルギー症状が現れやすい。」

「体温36.5〜37.0度、最も健康的で免疫力が高い状態。」

これを見ると、体温は35度台よりも36度台の方が健康的であると言えます。

体温が下がらないような生活をしましょう。冷たい飲み物や服装にも気をつけましょう。

普段の生活を見直し、体温が下がらないように冷えを感じないようにしていきましょう。

リラックスをして副交感神経を優位にすることも意識してみてください!

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